
うま~~~~い!!

↑外釜戸をつかっての豚汁をまかなってくれるおばちゃん達♡
あ、ついでのお話ですが、志多留のおばちゃん達改め、「舌るんるん倶楽部」となりました!
最近、配食サービスを始めたのですが、これまでなんとなく集まっていたのを、この機会にきちんとグループ化したのです。
まあ、志多留マダムのお話はまた別の機会に詳しく…
さて、田んぼの話に戻ります。
お昼からは束ねた稲を干場に運んでかけ干しに。
竹竿を渡して束ねた稲をばっさばっさとかけて天日干しにします。
普通、農業としての米づくりでは、刈り取りしながら脱穀をするコンバインという機械を使ってモミだけの状態にし、
乾燥機にかけます。なんといっても効率が良いですからねー
一方のかけ干しでは、刈り取りして、それを干場に運んで(あるいは、その場に干場をつくって)
一束ずつ干して…という作業が必要となります。
ただ、米の食味というところでは、稲の葉や茎がついた状態でゆっくりと乾燥させることで干してる間にも実の成熟が進み、
普通に乾燥させるより甘みが増しおいしくなるんです!!
ちなみにオーナー田の米はすべてがかけ干し米ですよ~
やっぱり、太陽の光をあびて、風にふかれて、自然に乾燥させると、香りも味もよくなってる気がします。
さて、今回の稲刈りイベントでは、3時には稲刈り、かけ干しの作業は終えて、「田んぼの今昔」という講義を受ける
…予定だったのですが、ここで重大なミスが!!
なんと、稲作再生隊の、マイ田んぼの刈り取りのことをすっかり忘れていたのです!
今回は再生隊の方が2組いらっしゃっていたのですが、は!っと気づいたのがお昼の時間。
マイ田んぼを持つ人は自分の田んぼを、サポーターコースの人はみんなで大きな田んぼを、
と、午前中からそうするつもりだったのをすっかり忘れて、みんなで大きな田んぼをやってしまってたのですね~
…ということで、午後からは再生隊の方にはマイ田んぼの稲刈りをしてもらい、となると、15時には終わらず…
結局、講義をなしにして、時間いっぱい稲刈りをすることになりました。
途中で一瞬だけバインダーという稲刈り機も登場しましたが、お決まりの機会トラブルにより惜しまれながらも退場…
いやー前日バインダーを農機具屋さんに直しに来てもらって、午前中に受け取り、午後にみんなに
「機械の力ってすごい!」というのを感じてもらうため、実演をする予定だったのですが…
予定は未定、ということで、なかなかうまくいかないですね。。
午後ひたすらに稲刈りをし、かけ干しをし、ひたすらに農作業!
そして疲れた体には甘いものが一番!と、おやつにはおばちゃんたちのぼたもちも登場♪
つるっとしたこしあんぼたもちは見た目もきれい(^^)
対馬のぼたもちはこしあんが一般的なのです。
と、今回の稲刈りイベントは、農作業の重労働部分も味わっていただきました。
参加してくださった方々は身に染みて感じていただけたのでは…と思います。
農業はやっぱり楽しいだけではないのですねえ…(しみじみ)
講義も楽しみにしてくださっていた方々、ほんとごめんなさい。
ただ、10月25日の田んぼの教室でやりますので、お時間ある方はぜひ♪
* * *
あ!ちなみに、稲刈りをしていると、こんなものにも出会えます。

少しわかりにくいですが、真ん中のわらわらした丸いもの…なんだかわかりますか?
これ、カヤネズミの巣なんです!!
もう、巣立った後で空き家ですが、かわいらしいですよね~こんなのを見つけると、ホッとします。
志多留には、ツシマヤマネコが高密度に生息していると言われていますが、ヤマネコの餌でもあるカヤネズミ。
オーナー田にもヤマネコ来てるかも?
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今回のオーナーイベントには、26名の方が参加してくださいました。
遠いところでは、東京から!来てくださったオーナーの皆様、本当にありがとうございました!
人がたくさんいることの力はすごい!!と、改めて実感…!
今回かけ干しした稲は、天候にもよりますが、1週間~10日ほど乾燥させます。
そのあと脱穀して精米すればいよいよオーナー様のご自宅へ…♡
楽しみにしててくださいね!
長文、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者 しげ