志多留の米づくり

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どのぐらいできたかな~ ドキドキの脱穀作業

今日は干してあった稲わらから、籾を取り外す「脱穀」の作業をしました。


稲刈り後、刈り取った稲は「はさ掛け」と言われている方法で、天日乾燥させていました。

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コンバインでの刈り取りが一般的になった今、はさ掛け米は貴重。

何しろ手間がかかりますからね~。

でも、はさ掛け米は艶、香り、甘みがあって美味しい!ってよく言われています。

その理由は!?

付け焼刃の知識で知ったかぶりをしますと、

熱を加えず、じっくりゆっくり乾燥させるから、ってのもありますが、最大の理由は、刈り取った後の「追熟」が起きるから!らしいんです。

茎や葉に残った養分を、刈り取られた後にも籾に送るということですね。

スーパーでも、わざわざ「天日干し」とか「はさ掛け」と書いてあるお米は、ちょっと高いですもんね。

さて、稲刈りが11日でしたから、今日で刈り取ってからちょうど2週間。途中雨が降ったから、若干乾燥期間が長いですが、まぁぼちぼち脱穀してもよい頃でしょう。

天候にもよりますが、だいたい10日ぐらい干せば、脱穀できるようになるそうです。

脱穀には「ハーベスター」という機械を使います。

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要は、穂を稲わらからはずして籾を回収する機械です。

昔は、「足踏み脱穀機」を使っていたようです。爪、というか、突起というか、がついたドラムがぐるぐる回って、籾をはずしていきます。

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で、藁屑や土埃とかが混じってしまうので、それを「唐箕(とうみ)」という道具で、選別するんです。

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風を送って、軽いものを飛ばして、米粒の詰まった籾だけを取り出すんですね。

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↑これは去年、唐箕を使って選別してみたときの様子

ハーベスターの中身を見てみると、なんとびっくり!

機械化されたとはいえ、中身は足踏み脱穀機と唐箕が連続して一緒の箱に入っているような感じ。動力が足、ではなくガソリンエンジンになった、って感じですね。

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これをコンバイン袋、という袋に詰めていきます。一袋だいたい30kg。

雑草との戦いに完全に敗北した去年は、この袋で9袋しか穫れませんでした。

今年は(主に重ちゃんが)草取りを頑張ったので、いったいどのぐらいの収穫量になるのか、ドキドキです。

結果は、籾重量で657kg。去年に比べたら3倍以上になりましたが、対馬の平均に比べると、半分~6割ぐらいの収量です。

今年でコメ作り3年目。無農薬栽培の難しさを感じます。


今年は、冬の土づくりとか、施肥とか、ちゃんと取り組めなかったので、次こそはいろいろな工夫をしていきたいですね。


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by hakucho_san | 2014-10-25 20:49 | 農作業

オーナーイベント稲刈り開催!!

こんばんは!
お久しぶりです。しげです。

10月11日秋晴れ。。
いよいよこの日を迎えました…
オーナーイベントその2 稲刈り!!開催です!

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朝10時に阿部邸前に集合し、みんなで田んぼへ…
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まずは、田んぼの親方、川口幹子さんによる稲刈りのレクチャー。
稲刈りには普通のカマと違ってギザギザのノコギリ歯のついている稲刈りガマを使います。
一株ずつ、ざくっ、ざくっ、と刈っていくのですが、これが結構気持ちいい!!
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刈った稲は、片手で持ちきれないくらいの束にしてヒモでくるっと縛ります!
このとき使うヒモはもち米のわら。
もち米のわらは普通の米のわらより長く、そして強いので、縛るのにはちょうどいいのです。

午前中はひたすらに稲を刈り、あっという間にお昼の時間。
ご飯は志多留のおばちゃんたちの作った豚汁!と!先月一足早く、オーナー田で刈り取りをした新米コシヒカリのおにぎり!
田んぼの近くにビニールシートを広げ、みんなでご飯♪
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うま~~~~い!!
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↑外釜戸をつかっての豚汁をまかなってくれるおばちゃん達♡
あ、ついでのお話ですが、志多留のおばちゃん達改め、「舌るんるん倶楽部」となりました!
最近、配食サービスを始めたのですが、これまでなんとなく集まっていたのを、この機会にきちんとグループ化したのです。
まあ、志多留マダムのお話はまた別の機会に詳しく…

さて、田んぼの話に戻ります。
お昼からは束ねた稲を干場に運んでかけ干しに。
竹竿を渡して束ねた稲をばっさばっさとかけて天日干しにします。
普通、農業としての米づくりでは、刈り取りしながら脱穀をするコンバインという機械を使ってモミだけの状態にし、
乾燥機にかけます。なんといっても効率が良いですからねー
一方のかけ干しでは、刈り取りして、それを干場に運んで(あるいは、その場に干場をつくって)
一束ずつ干して…という作業が必要となります。
ただ、米の食味というところでは、稲の葉や茎がついた状態でゆっくりと乾燥させることで干してる間にも実の成熟が進み、
普通に乾燥させるより甘みが増しおいしくなるんです!!

ちなみにオーナー田の米はすべてがかけ干し米ですよ~
やっぱり、太陽の光をあびて、風にふかれて、自然に乾燥させると、香りも味もよくなってる気がします。

さて、今回の稲刈りイベントでは、3時には稲刈り、かけ干しの作業は終えて、「田んぼの今昔」という講義を受ける
…予定だったのですが、ここで重大なミスが!!

なんと、稲作再生隊の、マイ田んぼの刈り取りのことをすっかり忘れていたのです!

今回は再生隊の方が2組いらっしゃっていたのですが、は!っと気づいたのがお昼の時間。
マイ田んぼを持つ人は自分の田んぼを、サポーターコースの人はみんなで大きな田んぼを、
と、午前中からそうするつもりだったのをすっかり忘れて、みんなで大きな田んぼをやってしまってたのですね~

…ということで、午後からは再生隊の方にはマイ田んぼの稲刈りをしてもらい、となると、15時には終わらず…
結局、講義をなしにして、時間いっぱい稲刈りをすることになりました。
途中で一瞬だけバインダーという稲刈り機も登場しましたが、お決まりの機会トラブルにより惜しまれながらも退場…
いやー前日バインダーを農機具屋さんに直しに来てもらって、午前中に受け取り、午後にみんなに
「機械の力ってすごい!」というのを感じてもらうため、実演をする予定だったのですが…
予定は未定、ということで、なかなかうまくいかないですね。。

午後ひたすらに稲刈りをし、かけ干しをし、ひたすらに農作業!

そして疲れた体には甘いものが一番!と、おやつにはおばちゃんたちのぼたもちも登場♪
つるっとしたこしあんぼたもちは見た目もきれい(^^)
対馬のぼたもちはこしあんが一般的なのです。

と、今回の稲刈りイベントは、農作業の重労働部分も味わっていただきました。
参加してくださった方々は身に染みて感じていただけたのでは…と思います。
農業はやっぱり楽しいだけではないのですねえ…(しみじみ)
講義も楽しみにしてくださっていた方々、ほんとごめんなさい。
ただ、10月25日の田んぼの教室でやりますので、お時間ある方はぜひ♪

   *  *  *

あ!ちなみに、稲刈りをしていると、こんなものにも出会えます。
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少しわかりにくいですが、真ん中のわらわらした丸いもの…なんだかわかりますか?

これ、カヤネズミの巣なんです!!

もう、巣立った後で空き家ですが、かわいらしいですよね~こんなのを見つけると、ホッとします。
志多留には、ツシマヤマネコが高密度に生息していると言われていますが、ヤマネコの餌でもあるカヤネズミ。
オーナー田にもヤマネコ来てるかも?

   *  *  *

今回のオーナーイベントには、26名の方が参加してくださいました。
遠いところでは、東京から!来てくださったオーナーの皆様、本当にありがとうございました!
人がたくさんいることの力はすごい!!と、改めて実感…!

今回かけ干しした稲は、天候にもよりますが、1週間~10日ほど乾燥させます。
そのあと脱穀して精米すればいよいよオーナー様のご自宅へ…♡
楽しみにしててくださいね!

長文、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者 しげ




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by hakucho_san | 2014-10-11 19:05 | 活動・イベント